ゼミで、木の家(天井を貼らず軸組を室内に現した構法=民家型構法)と木造在来工法との使われる木材の材積を比較検証してみた。
これは以前から非常に興味深く、気になっていたことでもあった。
今回検証した住まいは、小さな住宅で“9坪ハウス”(原形は故増沢洵氏によって建てられた自邸、最小限住居)
のオリジナル案とし、軸組のみの木拾いとした。
結果は、民家型構法の方が材積は増え、
架構の考え方が大きく違う小屋組だけを比較してみても民家型構法の方が増えることが分かった。
そもそも民家型構法は、材積を減らすための構法ではなく、木の特性を活かした構法なのでこの結果をもとに
今後、更に様々な検証を行っていきたいと思う。
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